主食は米

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約4年ぶりにメサイアシリーズを生で見た話

えっ気がついたら3月

時の流れはええ〜〜!!

 

どうも毎日社畜、10時間以上勤務と休日出勤が当たり前になってきた私です!

なんとか確保してるチケットの分は休みをもぎ取りたい所存っていうか明らかに人足りてねぇから会社は人を入れろ!ぶっちゃけ私は目標としてる仕事が仮ギマリしてるから正直その仕事達成したらいつでも辞めてもいいという気持ちで毎日仕事をしています そうじゃねえとやってられねえ 精神的にも体力的にも壊れる

 

さて、そんなグチから始まりましたが(.. )、2019年の観劇はじめを、舞台「メサイア トワイライト 黄昏の荒野」で済ませてきました。このエントリーも大阪楽までに書き終わるつもりだけど無理だったよね!

 

ちなみに1月は基本的に毎週「映画刀剣乱舞」に行っていました。約15年前の推し(?)である山本耕史さんと現推しの共演……最の高だったな……

 

メサイアの話に戻りますが、表題の通り、メサイアシリーズを生で見るのは2015年5月の「翡翠の章」以来、約4年ぶりでした。

そもそもメサイアシリーズ自体、「鋼の章」以来の鑑賞です。

 

なお、私のメサイアプロジェクトとの出合いは2013年春、「メサイア 銅の章」でした。友人に勧められ、まんまと映画の「漆黒」も観に行くことになり…

もともと推しは出ていないながら、珀と鋭利の関係性が好きで追ってたんですが、その2人が出なくなった&映画「真紅の章」の上映館数が少なすぎて見逃してしまい…。

推しが出ないとやっぱり優先度は下がってしまうもので…円盤を買う余裕もなく、シリーズそのものから遠ざかってしまったのでした。

 

まさか今になって推しが出ることになるとはな…。人生とはわかりません。

 

久々に見たらやっぱ面白くて、考えることも増えてて「これだよこれ〜!」という感じ

 

気になってる人はまだニコ生買えるみたいなんでよろしくどうぞ。

http://live.nicovideo.jp/gate/lv318494880

 

 

ということでメサイア出戻り組として、今回の公演の感想を。キャラ名と役どころくらいはなんとなくチェックしてからの観劇。

出戻りゆえ、想像でカバーしたところも多く、勘違いしてるところがあったらゴメンナサイ。

 

(これ書いてる途中に舞台の刻シリーズ3作配信があったのでありがたくも全て見ました!公式ありがとう!あとは映画の真紅、極夜、幻夜だけだ!)

 

気をつけろ!めちゃくちゃネタバレするぞ!

 

 

 

●北方連合の皆さんについて

メサイア、推しが出ていないから円盤を持ってなくて見返せないのがアレなんですけど、最初の敵って評議会だけだったよね?

いつのまにか北方が出てきて「北方とはなんぞや…?」と思ってたんですが、刻シリーズをみるとメサイア世界はすっかりモデル:冷戦時代の西側東側陣営の構図に似ているものになっていて、今更ながらやっと理解しました。理解力が低い。

 

あとメサトワの最初に北方の説明があるの親切だね!

 

初見のときは刻シリーズ見てなかったので、サリュートさんはじめましてって感じだったんだけど、それでもジゼル→舞うように戦うラスト のリンクはとても良きだなぁと思ったし、サリュートさんのことなんも知らんのに初見のラストで泣いた笑

 

刻シリーズ履修してから観に行った公演はそりゃ言わずもがな色んなセリフが刺さりまくりましたけど、個人的にサリュートさんあんな見た目なのに一人称が「僕」なの可愛いし、公安5係の面々にめっちゃ礼儀正しい良い人ですよね…。

 

初見時は、サリュートが主役で、スークはサリュートほど出番ないし、でもW主演扱いでなぜ?という疑問を抱いたんですが、2回目以降で「これはサリュートがスークに "信念を持って生きること" を教えた話なんだな」と思うようになって、腑に落ちました。

 

キャッチコピーに「ここがお前の生まれた荒野」というものがありますが、ここ=荒野=オデッサ65として、お前=サリュートとすれば、言葉のまま「オデッサ65はサリュートの故郷」ですが、お前=スークとすれば、それは今まで特に信念を持たずに生きてきたスークが、信念を持つ人間に「生まれ変わった」場所であり、サリュートが命がけで戦い、"荒野"となったんだなぁ……と。

 

考えを言語化するのは難しいですね。

私の解釈がうまく言語化できてる自信がないのですが、つまりそういうことなのかと思いました。

 

あと、サリュートのラストシーンでスークに「(殺されるのは)お前じゃなきゃ意味がない」と言うけど、これ、感情的な意味でのセリフなのか、理性的な意味でのセリフなのか、どちらで解釈するかで結構変わってきますね…。

 

感情的に「スークを信頼してるから、スークに殺されたい」なのか、「北方の癌・反逆者ということになっている自分が、北方の偉い人の息子であるスークに殺される構図を世界に見せつけることで、自分の愛している北方連合という国の清廉潔白さを身をもって証明したい」から出たセリフなのか、はたまたその両方なのかということですね。

 

後者の理由なら、スークはただただ利用されてるだけで悲しいけど…

スーク→サリュートの感情的なセリフはたくさんあるけど、逆って少なかった気がするな…

 

メサイアシリーズというのは、だいたいが「対となる2人」の構図になっていて、そこを考えるのも面白かったりしますね。

 

北じゃないけど黒坂とリュカ様とか。

リュカ様、可哀想な人でしたね…

幻夜見てないから黒坂のあれこれがわからん…

 

あとガラさんはこれからどうなるのかな……

ガラさん、足3メートルあったな?

てるまの「あぁ〜てるまだぁ〜!」って感じのてるまみの強い芝居すき

 

●万夜とレネについて

 

「なってやるよ、御池万夜!お前のメサイアに!! 前の男を超えて必要とされる男になぁ!!!」*1

あ〜〜〜〜レネぴ〜〜〜〜!!!好き〜〜〜〜!!!

 

いやこのシーン見るたびに私の語彙力はIQ2になります…このセリフかっこよすぎないか…???無理………かっこいい………

 

いっやズルイわ杉浦レネ………なんなん………好き…………

 

もうなんか本当に出てきた瞬間「好きだわ!」ってなったの、推しだからですかね?推しを推してて良かった………いやこれボクカツのときも思ったけど推しほんとこういう役似合いすぎる嬉しい

 

でもサクラ候補生って「のっぴきならない理由」で、戸籍を抹消され、地獄を見てきた人たちしかなれない存在らしいので、こんっっっな一見アホの子太陽属性レネぴにも闇が…?と思うと次回作が楽しみすぎる………

 

万夜さまが「地獄を見たことのない人間にはわからない」と言っているシーンで、茶化すわけでもなく少し物悲しい顔をするレネの地獄とは〜〜〜???

毛利さん西森さんが次でメサイア卒業するときいてすごく不安なんですけど、毛利さんの脚本、西森さんの演出でそのレネの闇を描き切って欲しいよ…

 

もちろん刻シリーズを見て、月詠の万夜、小太郎の2人のメサイア関係を見て、この2人の絆は切っても切れないところにあるのは100も承知で言ってるんですが、レネの中の人のおたくとして、レネくんには「小太郎を大切に思う万夜さま」ごと、万夜を受け入れて欲しいなと思います…。

 

でも今の時点での情報だとレネくんはまだ万夜自体を必要としてるわけじゃなくて、「誰かに必要とされる男になりたい」という行動理由にも読み取れるから、そうだったら地獄だね!(^^)

 

あと万夜さま関係だと結局穂波と及川の話が決着ついてないからそこもどうなるんだろうねぇ

 

雛森と小暮について

雛森おまえ〜〜〜!!!!

自分のことを誰かの代わりじゃなく必要としてくれる人が欲しいと、誰よりも願ってる小暮くんの前で、よっくもまぁユキへの思いを語れるな!デリカシー!!

 

雛森が小暮くんの方を向いてないから、小暮くんも雛森の方を見ないんでしょうが…!やだ〜〜!第三世代メサイア誰もお互いのこと見てないんだから〜!しんどい!

 

じゅんにチャーチに戻ってきてほしいけど、北じゅんの造形がすきすぎて困る問題……

次回作で雛森とユキとの関係もじゅんと一嶋さんとの確執も解消されるのかな…

 

 

●出戻り組として

そもそもわたしが最後に見たメサイア(鋼)から今回のメサトワで、キャストが一緒の人が百瀬しかいないっていうこの「時の流れた」感…

(しかも私が見ていた頃は百瀬じゃなく「黒子ちゃん」だった)

 

だからこそ、百瀬のシーンは見ていてすごく癒されたというか安心しました。

 

それと、メサイア世界の大前提である「ワールドリフォーミング」というシステムが覆されそうなラストで、なんかこの世界観の一つの大きな終わりに向かっているな…?と感じたので、次が西森さん毛利さんの手がけるシリーズがラストになるのは確かにな…って納得するところがあったね……。

だからちゃんと今ある問題描き切ってほしいわ…

そもそもメサ世界の日本の総理は竹内さんのままなのかどうなのかもよくわからんし…あれ、まだ候補なだけか?もう志倉さんが総理になるでいいじゃん

 

 

 

ということで無事出戻れたので次回も必ず見に行きます!

ところで東京5公演ってまじで言ってんの?せめて土日はマチソワやりなさいよ……土日しか行けないから実質2回しか行けない…社畜に優しくして……

 

*1:このシーンの時興奮しすぎてうろ覚えにつき間違っていたらすみません